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胆嚢切除のレーザー手術を受けられたポメラニアン7歳女の子 

今回ご紹介させていただくのは、ポメラニアン7歳女の子です。

春のフィラリアの血液検査の時期に検診をかねて、全身の血液検査をしたところ、肝臓の数値がとても高くなっていました。

超音波検査にて確認すると胆嚢の状態が進行していました。

以前から胆嚢内に胆汁の固まったものが貯留しており、内科的に治療をやって経過をみていましたが、薬では改善が見られず、さらに胆嚢内を貯留物でいっぱいになってきて、粘液嚢腫の状態になっていましたので、今回手術で胆嚢を切除することになりました。

 

手術中の所見では、胆嚢内が粘液状の塊になっていて、すべての胆嚢内腔を占めていたため、取り除くと同時に、胆管の通過具合もカテーテルを入れて確認しました。

無事に通過確認でき、胆嚢切除も終了しました。

術後は次の日より食欲もあり元気なので通院治療でもよかったのですが、痛みに弱いため、飼い主様とご相談の上、2日間入院預かりで管理してほしいとのことで、お預かりしました。

無事に元気に退院できなによりです。