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両側会陰ヘルニアのレーザ手術と歯石除去をうけられた7歳ダックスフンドの男の子 

今回紹介させていただくのは、両側会陰ヘルニアのレーザ手術と歯石除去をうけられた7歳ダックスフンドの男の子です。

千葉県からご来院されました。

半年前から便の出がわるくなり、左側のお尻が膨らむようになり、踏ん張っても便が出せなく、飼い主様がお尻をおさえて便を出しているとのことでとてもお悩みのご様子でした。

遠方の為車で8時間かけ当院まで来ていただきました。診察させていただくと完全に腸が左のお尻のところにたまってしまい、補強する筋肉が全くないような状況でお尻にべんが溜まっていて苦しそうでした。

レーザーを用いて両側の会陰ヘルニアの整復手術と歯石取りを同時に行いました。

手術後は、遠方の為通院ができないとのことで入院治療させていただきました。手術後の経過もよく便も自分で出せるようになりました。

飼い主様がお迎えにみえると大喜びで尻尾をぶんぶん、お腹を見せて甘えてとっても愛らしいわんちゃんでした。お尻も元の形に戻りうんちもしっかりと自分で出せれるし、口臭もなくなったと飼い主様もとても喜ばれていました。

無事に抜糸も終わり、毎日便がスムーズに出せていますと、とても喜ばれていました。わんちゃんももうお尻を触っても痛がることがなくなりました。

 

 

術前

術後