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体表腫瘤切除のレーザ手術をうけられた7歳ダックスフンドの男の子

今回紹介させていただくのは、体表腫瘤切除のレーザ手術をうけられた7歳ダックスフンドの男の子です。静岡県からご来院されました。

5年前から腫瘍がありだんだん大きくなり、今では引きずってしまい出血するようになった。血が止まりにくい持病があり手術できないのでレーザーで手術をしてほしいと静岡からご来院されました。

診察させていただくと、かなり大きな体表腫瘍があり一部はさけて自壊している状態でした。家ではこのまま歩けないので、腰に腹巻を巻いて過ごしているご様子でした。小さな体でここまでの大きな腫瘍を抱えての5年間の生活は飼い主様わんちゃんにとってもとても大変なことだったと思います。

 

レーザーを用いて無事に切除し、腫瘍をきれいに切除しました。腫瘍のおもさは700gもあり、4キロのこのわんちゃんにとっては大変な重みであったことでしょう。

手術が終わって麻酔から覚めると、元気に身軽になった体でルンルンで看護婦さんを追いかけて遊んでいました。

このまま日帰りで退院できましたが、飼い主様が遠方の為通院とお迎えに来れないため、2日間入院しましたが、元気いっぱいでした。

飼い主様もわんちゃんもとれも喜ばれていました。

 

手術直後

 

 

こちらが切除した腫瘍です。700gもありました。