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膣腫瘍・避妊手術(日帰り手術)

今回ご紹介させていただくのは、9歳のポメラニアンの女の子です。

おしっこがでるところから、何かとびでていて、気にして舐めているとご来院されました。
診察させていただくと外陰部からポリープ状の腫瘤がとびでていました。

膣の奥の方から発生しているため会陰部を切開して切除する必要があります。
この膣ポリープは避妊していない子に多くみられる気がします。当院でも何例か経験しています。性ホルモンと関連していると考えられるため、避妊手術も同時に行うことが多いです。
こうすることで再発のリスクも軽減するといわれています。

今回はこの膣の腫瘤と避妊手術の日帰り手術をおこないました。

病理結果は膣線維腫という良性の腫瘍でしたので、予後は良好です。