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乳腺腫瘍摘出(良性)(日帰り手術)

今回ご紹介させていただくのは、10才の柴犬の女の子です。

お乳が硬く、膿のようなものがでてなめていて、元気がないとご来院されました。

診察させていただくと、乳腺にしこりがあり、そこから液がでていて感染をおこし、まわりに炎症をおこしてしまっていました。

血液検査をすると肝臓の数値が異常に高く、手術まで治療を行い肝臓の数値が下がってきたところでを手術に臨みました。

今回は、乳腺片側全摘出の手術を行う事になりました。

 

CO2レーザーを用い、出血量を最小限に抑えそれにより手術時間も短時間に抑える事ができますので今回も日帰りで手術する事ができました。

こちらが腫瘍を摘出した後の写真です。

 

 

 

 

 

 

 

 

わんちゃんの乳腺腫瘍の半分は悪性と言われています。しこりが小さくても良性かどうかはわかりませんので、今回のように気づいたら早めの診察をおすすめします。

病理検査の結果は良性でしたのでなによりです。また高かった肝臓の値も正常にもどりました。

これからも元気に長生きしていただきたいと思います。