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口腔内腫瘍(日帰り手術)

今回ご紹介させていただくのは、18歳のミックス犬の男の子です。

3-4日食欲が落ち食べれなくなり、口か鼻からたくさん血がでていて血だらけと言う事でご来院されました。

診察させていただくと、体力も低下し寝たきりになってしまっており、口の中に大きな腫瘍ができていました。

また重度歯周病で、歯肉が後退し犬歯の根元も傷んでしまって感染をおこし、そこからも出血していました。

  

大型犬の18歳という事でオーナー様もとても心配されていましたが、出血がひどく貧血もかなり進んでおり、ご飯も食べれず弱っていく一方でしたのでご相談させていただき手術を行う事になりました。

犬歯を抜いて、歯肉を縫い合わせ、腫瘍を切除しました。

レーザーを用いる事で出血量を最小限に抑え手術時間も短くする事ができましたので今回も日帰りで手術する事ができました。

こちらが手術後の写真です。

 

御覧の通り出血や腫れもなくとてもキレイです。

術後は、翌日の午後には食欲もでてきてご飯を食べる事ができたそうで、オーナー様も安心されて様子でした。

その翌日には、軽く補助してあげれば歩く事もできるようになりました。

少しでも長く、ご家族の方と楽しく生活できるよう願っています。