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膝蓋骨脱臼

今回ご紹介させていただくのは、5歳のマルプーの男の子です。

子犬のころから当院へ予防や去勢手術でご来院していただいていました。

1歳ごろ予防注射でご来院された際の身体検査で膝蓋骨脱臼がある事がわかりました。

手術をと言うお話をさせていただきましたが、その後様子をみていたところ、だんだんと進行し足をびっこひく回数が増えてきてしまいましたので飼い主様も手術を決断され、今回両足同時に手術を行う事になりました。

両肢同時の手術でしたが、レーザーを用いる事で出血量を最小限に抑え感染のリスクも軽減できたため無事に手術を終える事ができました。

また歯石も付いてしまっていましたので同時に歯石取りも行いました。

歯もとてもきれいになり、口臭も軽減されました。

術後は翌日の朝から食欲もしっかりとあり、オーナー様が面会にいらした際も元気に尻尾を振っていました。

安静が必要の為数日入院となりましたが、排泄もしっかりとでき食欲元気も良好でオーナー様も安心された様子でした。

これからは足の違和感や痛みがなくなり、元気に生活していただけると思います。