MENU

軟口蓋過長症・鼻孔狭窄症(日帰り手術)

今回ご紹介させていただくのは、11ヶ月のブルドックの男の子です。

常に呼吸が苦しそうで、チアノーゼになったり呼吸困難になったりしてしまうとの事で埼玉県からご来院されました。

また普段からイビキもひどく、ご飯をよく吐き戻してしまうとの事でした。

お散歩の時にリードを少し引くだけでも吐いてしまったりする事もあるそうで、オーナー様もとても悩まれていらっしゃいました。

当院にご来院された時も、大きく口をあけて呼吸していました。少し前にも呼吸がかなり苦しくなって危なくなったそうです。

このままでは、またいつ呼吸が苦しくなり倒れてしまうかわからないとの事で今回手術を希望され遠方からご来院されました。

麻酔をかけて喉をしっかりと見てみると、軟口蓋が長く垂れ下がっており、気道の通りを妨害してしまっていました。

また、鼻の穴も線のように細く、しっかりと呼吸する事ができない状態でした。

短頭種との事で麻酔のリスクもありましたが、レーザーで出血や腫れ、痛みを最小限に抑え日帰りで手術する事ができました。

お迎えに来ていただいた時には、しっかりと自分の足で歩いて帰宅する事ができ、オーナー様にも大変喜んでいただけました。

手術後はイビキも軽減し、呼吸もとても楽そうとの事でした。

これからは呼吸もスムーズに行えるようになり、安心して生活して頂ける事と思います。