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椎間板ヘルニア

今回ご紹介させていただくのは

9才のミニチュアダックスフンドの男の子です

3日ほど前に急に後ろ足が立たなくなってしまった、食欲はあるがいつもより少ない、と言う事でご来院されました。

ご来院時は後ろ足がだらんとしてしまい、前足だけで這っている状態でした。

こちらがご来院時の写真です。

後ろ足に力が入らずしっかりと立つ事ができません。反射や痛覚もなくなっている状態でした。

検査の結果椎間板ヘルニアの疑いがあり、すぐに提携病院でMRIを行い確定診断をつけました。

その後すぐに手術を行い脊髄神経を圧迫していた椎間板物質をとりのぞきました。

 

手術後からすぐに動き回ってしまうほど経過も順調で、安静にさせておく事ができないとオーナー様が困ってしまう程でした。

こちらが手術から1週間後の写真です。

まだ抜糸は終わっていませんですが、痛覚ももどってきて、後ろ足に力が入り自分で歩き出せるようになってきました。

こちらが手術後の歩行の様子です。

PB180004.mp4

足の運びもスムーズになってきて、走る事もできるようになりました。痛みなどもないようでわんちゃんも嬉しそうにオーナー様の方へ駆け寄っていっていますね。

大変な手術ですのでオーナー様も手術前は心配されておりましたがレーザーで出血や痛み、腫れなどを最小に抑え無事手術ができ、術後もとっても元気でホっとした様子でした。

ミニチュアダックスは椎間板ヘルニアに注意が必要です。

高い段差を飛び越えたり、ソファーやベットなどに飛び乗るなどは極力控えさせましょう。

名古屋市 動物病院

動物レーザーセンター