MENU

小腸内異物

今回ご紹介させていただくのは、推定11歳の女の子の猫ちゃんです。

1週間前に靴の底のゴムの部分たくさんをたべてから、便がでておらず食べたら食後に吐くことを繰り返している、食欲がなくなってきたという事でぐったりしてご来院されました。

レントゲンと超音波検査の後、消化管内異物による腸運動低下を疑い開腹手術を行う事になりました。開腹してみると、小腸に固い物体がひっかかり閉塞していたので腸を切開して摘出しました。

炭酸ガスレーザーによる出血を最低限に抑えた手術で、ご飯がすぐには食べさせれない為点滴は必要となりましたが、次の日にはご自宅に戻ることができました。

退院後も順調に食欲が戻り、先日無事抜糸を終えられました。

異物を食べる癖のあるワンちゃん猫ちゃんは、繰り返してしまうことが多いので

今後も注意が必要です。

これからも元気に長生きしていただきたいです。