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胆嚢摘出(胆嚢粘液嚢腫)

今回ご紹介させていただくのは、11歳のヨークシャーテリアの男の子です。

3年ほど前のフィラリアの予防が始まる春に、フィラリアの検査と同時に行った全体的な血液検査で肝臓の数値が高く出ていました。

超音波検査をおこなってみると胆嚢が白く写っており胆泥がさらに進行している事がわかりました。

その後しばらく内服薬で治療を行っていましたが、改善が見られず今回手術を行う事になりました。

胆嚢摘出は、とても細かく繊細で大変な手術ですがレーザーで出血を最小限に抑え無事に手術を終える事ができました。

こちらが摘出した胆嚢です。

表面が一部変色していて、いまにもはじけそうな事がわかります。中を開けてみるとやはり胆汁が液体ではなく固まってしまっていてゲル状になっており、複数の胆石もありました。

術後は覚醒も早く、夕方にオーナー様が面会に来られた際にはしっかりと立ち上がることもできていました。

術後は翌日から食欲も良好で1泊入院で次の日にはお家に帰る事ができオーナー様も安心された様子でした。

今回は胆嚢破裂を起こす前に摘出できましたので、術後の回復もとてもはやかったです。

これからも元気に長生きしてもらいたいと思います。