歯根尖膿瘍による抜歯処置と縫合処置の日帰りレーザー手術をうけられた16歳トイプードルの女の子
今回紹介させていただくのは、歯根尖膿瘍による抜歯処置と縫合処置の日帰りレーザー手術をうけられた16歳の1.5キロの小さなトイプードルの女の子です。
頬っぺたから膿が出てきて穴が開いている、食欲が落ち、ご飯が食べれないととご来院されました。
しんさつさせていただくと重度の歯周病を患っていて、歯から感染をおこし歯根尖膿瘍の状態になっていて膿がたまり、頬に穴が開いてしまった状態でした。
術前の血液検査では、腎不全や貧血、心臓病を患っていることがわかりましたが、なるべく麻酔時間を短時間で済むよう手術を行い、痛んだ歯は抜歯を行い、歯肉も縫合し、頬も皮膚を切開して縫合しました。
術後は麻酔からの覚醒もよく、飼い主様がお迎えにみえると元気に尻尾を振って自分で駆け寄っていました。
16歳という高齢と1.5キロと小さな体で頑張ってくれました。
術前
術後