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症例紹介(口腔内ポリープ)

[2014年01月16日]

こんにちはるんるん

動物レーザーセンターです♪ 

昨日に引き続き、当院でレーザー手術を行った症例紹介をさせていただこうと思いますオペ

今日は猫ちゃんの口腔内ポリープについてアップさせていただきますneco**

 

口腔内ポリープとは口の中(口腔内)にできるポリープで、そのポリープがどのような疾患にあてはまるか調べるには、ポリープを切除し病理組織学的検査を行う必要があります。

病理化学検査の結果、疾患名(診断名)や良性、悪性などが確定します。

 今回当院にご来院された猫ちゃんは

口の中にあるできものが1年ほどかけてだんだんと大きくなってきており

ポリープに歯が当たり出血してしまい、ごはんが食べにくそうになってきた、と言う事でした。

 こちらが手術前の写真です。

口の両サイドにポリープができています。

取り終わった後の写真がこちらです。

口腔内は通常のメスを使った手術だと出血が多くとても大な手術になりますが

当院のレーザー手術では、ご覧の通り出血もなく短時間で安全に処置する事ができます。

 

腫れや出血もなくとってもキレイですキラ

術後に腫れや炎症を抑えるため、治療用のレーザーを照射します。

今回の手術も日帰りで手術可能ですのでオーナー様も猫ちゃんも安心していただけますにまっ

 

今回手術した猫ちゃんは退院後すぐにカリカリのごはんも食べる事ができ、歯も抜かずにこんなに簡単に手術ができるのなら、もう少し早めにやっておけばよかったとオーナー様にもとても喜んでいただけましたニコkira*

 口腔内にできるポリープはだんだんと大きくなるケースが多く、悪性の場合も少なくありません。

今回の場合は口内炎による慢性的な炎症からなる炎症性肉芽組織でした。

 ポリープが大きくなりごはんが食べれなくなってしまうと、栄養などが十分にとれず抵抗力などが低下してしまう事がありますので異変を感じたら、早めにかかりつけの病院へ連れていきましょう。